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排水管洗浄研究協会ニュース1号     排水管洗浄研究協会ニュース2号
排水管洗浄研究協会ニュース3号     排水管洗浄研究協会ニュース4号
排水管洗浄研究協会ニュース5号     排水管洗浄研究協会ニュース6号
排水管洗浄研究協会ニュース7号     排水管洗浄研究協会ニュース8号
排水管洗浄研究協会ニュース9号     排水管洗浄研究協会ニュース10号
排水管洗浄研究協会ニュース11号    排水管洗浄研究協会ニュース12号
排水管洗浄研究協会ニュース13号    排水管洗浄研究協会ニュース14号



排水管洗浄研究協会ニュース1号                 平成26年7月29日
                                会長 吉川研司
                               副会長 渡辺正男
                               副会長 北村敏彦
   関係団体と新聞社を訪問致しました。

1、一般社団法人首都圏マンション管理士会
〒101-0021 東京都千代田区外神田1-1-5 昌平橋ビル3階
TEL 03-3256-6431 FAX 03-3256-6432
面談者;副理事長 若林雪雄様, 理事・事務局長 花村成康様
現在会員が700名余りいるが、排水管洗浄作業については何も知らない人が大多数で、模擬配管での洗浄作業を実際に見て体感できるよう、模擬配管を用いての講習会をお願いしたい。排水管洗浄作業の知識を持ってから、色々な立場の方々とディスカッションを行えれば良いとのことで、まずは、9月の打合せ時、数名の方の参加をお願いし、模擬配管を見て頂き、講習会実施人数等を決める。 講習会内容は、模擬配管での簡単な作業を見て頂き、洗浄ホース、洗浄ノズルの違いによる高圧水の噴射状況を体感し、小型、中型洗浄機と洗浄車の違い、洗浄ホース手元コック部での所定圧力維持の必要性等を理解して頂く予定。
※平成27年6月より組織名および所在地が変更となりました。
 一般社団法人 東京都マンション管理士会
 〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-3-8神田Nビル5F
 TEL 03-5829-9130 FAX 03-5825-4085

2、(株)マンション管理新聞社
〒104-0043 東京都中央区湊1-9-8 八重洲第6長岡ビル7階
      TEL:03-355-2404 FAX:03-355-2405
面談者;社長 山本和広様 ,デスク 荒井英晴様 
排水管洗浄研究会設立の趣旨・経緯等説明、この会の立ち上げを外部に発信しますか?とのこであったが、今しばらく会の実績を積み上げた後にお願いしたい。 “オーバラップ洗浄禁止”の記事により、各管理組合からの問い合わせが色々な立場の方から生じると思われ、そのことに対処すべく協会としての取り組みを行っていき、また、立場の異なる方々とのご意見も聞きくような場も設ける予定と直近の課題について説明を行う。是非その折には記事にしたいので呼んでほしいとのこととなる。

訃報です。
 この業界の先駆者で多大なる貢献をされた管清工業(株) 会長 長谷川清氏が、7月4日にご逝去されました。ご冥福をお祈り申し上げます。

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排水管洗浄研究協会ニュース2号                平成27年4月16日
                                会長 吉川研司
                               副会長 渡辺正男
                               副会長 北村敏彦
                                        首都圏マンション管理士会の実務者研修会を当協会で開催排水管洗浄についての研修会を当協会で3月23日(月)10:00~12:00まで、高圧洗浄車を用いて、高圧水の威力を体感して頂き、実作業手順及び洗浄の原理、システム、トラブル事例等の講義を行う。管理士の方の参加者は、21名です。洗浄ガンからの高圧噴射、洗浄ノズルからの高圧水の威力を手に取り体感し、模擬配管内での洗浄ノズルからの高圧水がリンゴを直ちに削る威力も確認でき、参加者の方から日ごろ目にすることが無いもので熱心に実感して頂く。この体験の後、洗浄作業手順、洗浄を行わないために生じる詰り事故、住戸内に設備されている機器の取扱のトラブル事例等の説明を行う。質疑応答もより具体的な内容もあり有意義に終わる。今後もこのような研修会を重ね、色々な立場の方々と情報交換を行うことにより、良い管理に繋がる。
研修会風景
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排水管洗浄研究協会ニュース3号                 平成27年7月30日
                                会長 北村敏彦
                               副会長 渡辺正男
                               副会長 塚田恭久
                                         “マンション管理会社フロントの方々を対象とした排水管洗浄作業講習会”を二日間にわたり開催させていただきました。 「排水管洗浄作業について」の講習会を当協会にて7月22日(水)、23日(木)の二日間とも10:00~12:00の時間帯で、実作業手順及び洗浄の原理、システム、トラブル事例等の講義を行い、最新のエコ高圧洗浄車を用いて、ご参加者全員に高圧水の威力などを実際に体感していただきました。両日で22名(内4名は女性)ものご参加をいただきました。洗浄作業手順、洗浄未実施による詰り事故、住戸内に設備されている機器の取扱トラブル事例等の説明をいたしました。講義の後、洗浄ガンからの高圧噴射、洗浄ノズルからの高圧水の威力を実際に体感していただき、模擬配管内での洗浄ノズルの動きや威力も確認していただきました。日ごろ目にすることが無く、初体験でしたので猛暑にもかかわらず、皆さん熱心に実技を受けられていました。最後の質疑応答においては、かなり具体的な話で盛り上がりました。即日メールによる6項目にわたる具体的な質問をいただくなど、皆様の関心の高さと積極性に当協会も気持ちを新たにさせていただきました。今後もこのような講習会を重ね、色々な立場の方々と情報交換を行うことにより、さらなる品質向上をはかり、事故を撲滅して安心と信頼をいただき、若手、女性にも担っていただけるよう改善を図って参ります。
講習会風景
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排水管洗浄研究協会ニュース4号                 平成27年9月3日
                                会長 北村敏彦
                               副会長 渡辺正男
                               副会長 塚田恭久

  “超高層ディスポーザ付マンションでの洗浄確認”を実施

 模擬配管を用いて、延長高圧ホースの内径別圧力損失や洗浄ホース毎先端ノズルの違いによる圧力・水量計測等基礎的な数値を確認し、この数値に基づき現場排水管の汚れの除去具合の確認検証を行う。
今回、汚れの付着度合いの一番厳しい鋳鉄管での検証で、この現場で過去3年継続して検証を行っています。
一定条件の基での検証を実施することにより、見えてくるものもありますが、さらに一部条件を変更する。及び他の管材での検証も必要と思え、更なる継続検証と新たなる現場での検証も行ってゆきます。
当協会として、このような検証を積重ねて、お客に説明できる資料としてまとめてゆきます。又、このような検証を通して得られたデータをメーカ等資材納入業者に洗浄部材の改良・開発に繋がる提案を行います。

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排水管洗浄研究協会ニュース5号                 平成28年4月8日
                                会長 北村敏彦
                               副会長 渡辺正男
                               副会長 塚田恭久

東京都マンション管理士会主催 2016 年度第 2 回
一般研修企画 「排水管洗浄業務に関する基礎セミナー」に参加

日時、場所、研修テーマ等内容に関して以下の通りです。
日時:3月29日(火)18時30分から21時まで
場所:千代田パークサイドプラザ
研修テーマ:排水管洗浄業務に関する基礎セミナー
第1部 排水管洗浄研究協会による基礎講座(講師:北村同協会会長)
    排水管洗浄に関する基本的な技術情報、業界が直面する課題
    マンション管理士が知っておくべき周辺知識、
    本業務の改善に向けた取り組み等について解説
第2部 マンションの排水管洗浄の課題に関するパネルディスカッション
    パネリスト 吉川排水管洗浄研究協会前会長
    管理士会会員:柳下、脇田、酒井各氏
    司会 :若林氏(研修委員長)

排水管洗浄研究協会吉川以外のパネリストの方々のプロフィールとして、過去、管理会社、設備メンテ会社、設計設備監理会社に在籍されていました。

討議テーマ
 ①管理会社が委託業務で行う清掃なのか、それとも別途行うべき業務なのか?
 ②洗浄技術や作業品質と配管の維持管理との関係をどう見るか?
 ③ディスポーザー系統の排水管洗浄対策はどうあるべきか?
 ④高経年マンションにおける排水管洗浄拒否を放置してよいのか?
 ⑤合理的な洗浄を実現するために管理組合のなすべきことは?
参加者:マンション管理士会(東京、千葉、埼玉、神奈川) 他関係者
    及びマンション管理新聞社含め 44 名
マンション管理士会での排水管洗浄業務に関しての研修会は、昨年 3 月 23 日(月)に続き 2 回目の研修会であり、今回も排水管洗浄の基礎的な事項が主体であった。前回と異なり今回新たな説明を行ったものは、下記の通りです。
1、携わる関係者の情報の共有の重要性を強調する。
  ①発注側(管理組合、マンション管理士)、施工業者(管理会社、排水管洗浄業者)
   とも情報を共有し、情報の交換を通して、洗浄仕様と費用を確定することが
   望まれます。 具体的には、事前調査時の配管状況及び洗浄作業を通して得られた
   配管状態の情報。
  ②“排水管清掃”を“排水管洗浄工事”とすることにより、発注者と受注者とも排水管
   洗浄の大切さを再認識し、管理会社と施工業者とが協力し、洗浄の目的を達成し
   より良い維持管理へとつながります。
2、 排水管洗浄の技術上のポイント、共用部洗浄作業の重要性を強調
  ①不在の住戸等都合がつかない場合は、排水立て管が掃除できないため事故に
   繋がる。 (オーバーラップ洗浄作業の場合)
  ②配管状況に応じた作業人員及び作業時間が必要
  ③配管径に応じた機材を使用し、適切な圧力・水量で洗浄を行う必要
3、 パネルディスカッションを行う。
  ①管理会社も事故事例等の多くの情報を持っており、居住者からの問い合わせなど
   のソフト面に存在価値が有る。
  ②業者の持っている配管設備の情報は大変大切で、更新工事の折に非常に役に
   立つ。
  ③作業品質及び洗浄効果の確認には、内視鏡を利用するが、コストがかかり洗浄
   代金との兼ね合いが生じる。
  ④実施率を上げるためには
   イ)事前にアンケートを取り、且つ土日作業が集中していることの認識を共有
     する。
   ロ) 総合点検(消防点検)時に排水管洗浄を合わせて実施する。
   ハ) 管理組合側も下記のようなことを行ってはどうか?との意見が出る。
     ・毎年決まった日に実施し、理事が施工時に訪問する。
     ・理事長印のあるお知らせを配布する。
     ・留守や拒否に対して、部屋番号を理事会で報告し、何年も同様な状態が
      続く場合には 理事会より洗浄の必要性と協力の文書を該当する住戸に
      出す。
  ⑤排水管のプロとしての意識を持ってほしい。
質疑応答も有り、且つ各パネラーの方々の排水管洗浄に対しての熱い思いを交わされ内容あるディスカッションでした。また、業者として心得るべきこと、次に繋がる課題等が出され非常に有意義な研修会でした。 今後もこのような会を継続して開催することにより、関係者の方々に“排水管洗浄”を知って頂き、より良い維持管理に繋げたいと思います。
セミナー風景
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排水管洗浄研究協会ニュース6号                  平成28年6月 8日
                                会長 北村敏彦
                               副会長 渡辺正男
                               副会長 塚田恭久

”ホームページを開設しました!”
 此度念願のホームページを開所することができました。目的・概要等載せており、昨年1年間の活動、ニュースも記載しています。 “排水管洗浄研究協会”と記載検索して頂ければご覧になることができます。 今後も“排水管洗浄”と“維持管理”に係る様々な有益情報を記載発表いたします。 マンション管理組合、管理士、管理会社、排水管洗浄業者、リフォーム配管工事業者等々マンション排水管の維持管理に係る様々な方々に、排水管洗浄作業について知って頂き、より良い維持管理に繋がるように情報を配信する場とします。 また、建物の高層化、住居者の生活様式の変化等により、排水管形状の複雑化、排水管への負荷の過剰により様々な問題が発生しております。これらの問題に対処すべく技術(ハード面、ソフト面)を研鑽します。

”排水管洗浄作業従事者の方を対象に講習会を開催”
 当協会会員の排水管洗浄作業に従事されている方を対象に5月2日(月)に講習会を開催しました。 参加人員は、22名と多くの方の参加を得て、日頃使用しています延長ホースの内径と長さの違いが専有部及び立て管・共用部横引き管洗浄ホース・洗浄ノズルにどの様に影響を与えるか?実際に計測器をセットし確認しました。 延長ホースの内径と長さによれば、洗浄車の圧力を高めても洗浄ホースの先端ノズル部圧力が非常に低い値となる。また、ノズル毎に噴出される水量の確認を行い、この水量が手元コック部圧力及び先端ノズル部圧力に与える影響(ホース内の圧力損失)を目で確認できた。 建物ごとに使用する延長ホースの内径及び長さ、配管径に応じた洗浄ホース・洗浄ノズルの選定に大いに役立つ講習会であった。
講習会風景
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排水管洗浄研究協会ニュース7号                 平成28年11月14日
                                会長 北村敏彦
                               副会長 渡辺正男
                               副会長 塚田恭久

”マンション管理会社新入社員の方々を対象とした排水管洗浄作業研修会”を
2日間にわたり開催しました。

 排水管洗浄作業について“排水管洗浄の基礎知識(洗浄の原理、システム、トラブル事例等)”の講義を行い、高圧洗浄車を用いて、参加者全員に高圧水の威力などを実際に体感して頂きました。25名(内12名は女性)もの新人の方々が参加されました。
 講義では、洗浄作業を行っていなかった為に生じた詰り事故例とより良い排水管の維持管理を行う為にはお互いの情報交換と情報の共有の大切さを説明する。 講義の後、洗浄ガンからの高圧噴射、洗浄ノズルからの高圧水の威力を実際に体感し、模擬配管内での洗浄ノズルの動きも確認して頂きました。
 居住者の方へ排水管洗浄の洗浄水の威力を解り易く説明する為に “ダイコンが切れる程の力です”と洗浄水でダイコンが切れる状況を体感する。 日ごろ目にすることが無く、初体験でしたので皆さん熱心に実技を受けられていました。
 研修会後の懇親会で、現場に赴き様々な事柄が発生するが、「水回り設備に関して自信を持ち対処してゆきたい。」と力強い話が飛び交っていました。
 今後もこのような講習会を重ね、色々な立場の方々と情報交換を行うことにより、さらなる品質向上をはかり、事故を撲滅して安心と信頼をいただき、若手、女性にも担っていただけるよう改善を図って参ります。

 講習会風景
      

 専有部での養生シート敷きを体験     洗浄ノズルの動きを見る。
      

 共用部立て管の洗浄体験         洗浄ノズルからの噴射水の威力を確認
      

 洗浄ガンでの威力を体感         詰り及び固い汚れ除去のためのトーラーの説明
      

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排水管洗浄研究協会ニュース8号                  平成29年2月 7日
                                会長 北村敏彦
                               副会長 渡辺正男
                               副会長 塚田恭久

“超高層ディスポーザ付マンションでの洗浄現場検証”を実施
昨年度に引き続き鋳鉄排水管での第4回目の現場検証を8月に実施しましたが、新たに築7年目の30階建てDVLP排水管での現場検証を11月に実施する。 1年間の立て管に付着する汚れは、鋳鉄管及びDVLP管とも同様の付着量と思え、1年間で下層階は、10mm程度付着している。 DVLP管でのオーバラップ洗浄を想定しての現場検証を行い、洗浄結果としては、鋳鉄管と比較して汚れの除去はし易い。 但し、洗浄ノズルにより、手元コック部での圧力を一定以上確保しなければ効果が得られない状況が見られた。今後引き続き現場検証を継続して行う予定です。

現場建物                共用廊下での検証
            


DVLP排水管内の洗浄検証
汚れの付着状況             洗浄後の状況
    

“新たなメンバーの紹介”
新しくメンバーが加わりました。
株式会社 富士クリーン
代表取締役社長 今井昭彦様
住所:札幌市東区本町1条8丁目1番22号
TEL:011-780-2511  FAX:011-780-2514
ホームページ 
http://www.sapporo-fujiclean.co.jp/
設立は、昭和60年からで、従業員35名、高圧洗浄車、ダンパー車等多くの設備機器を有して、マンション及び事務所の設備メンテナンスを行っておられます。 詳しくは、ホームページをご参照願います。

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排水管洗浄研究協会ニュース9号                  平成29年4月 5日
                                会長 北村敏彦
                               副会長 渡辺正男
                               副会長 塚田恭久

1、“衛生配管図面の見方”についての講習会を実施しました
   1月30日(月)に協会事務所(㈱ビルメン)にて、協会会員の現場作業者向けに建物の
  “衛生配管図面の見方”についての講習会を実施しました。
   23名の参加者に対し、図面の種類や設備配管の種類別記号と呼び名、図面上の記
  載例、作業に当たり何処の配管が重要か、洗浄ホースが挿入可能か、使用する洗浄
  ホース内径と長さ及び洗浄ノズルの種類、未洗浄部分を無くす為の方法、人員・日
  数・工程、など洗浄作業に係る様々な事項を適切に処理し、会員の質の向上を図り
  ました。

   講習会風景
       

 2、“三菱地所コミュニティ㈱様フロントの方々を対象とした
   “排水管洗浄作業の基礎知識”についての講習会を実施しました。
    2月23日(木)に協会事務所(㈱ビルメン)にて、 “排水管洗浄の基礎知識”の講習
   と、高圧洗浄車を用いた高圧水の体験を実施しました。
   講習には15名が参加し日程や時間変更によるトラブル発生の危険性、より良い
   排水管の維持管理を行う為にお互いの情報の交換と共有の大切さの講義を行い
   ました。また、専有部と共用部洗浄ホース・ノズルの高圧水で大根の切断をご覧
   いただくことでの威力を体感していただき、模擬配管内での洗浄ノズルの動きの
   確認、内視鏡を用いて配管内を確認するなど様々なことを実施しました。
    今後も講習会や情報交換を積極的に行い、さらなる品質向上と事故撲滅を
   図り、より良い設備の維持管理へと繋げて参ります。

   講義風景                洗浄ホース・ノズルの噴射を体験
       

   洗浄ノズルの説明            高圧水の威力をダイコンで確認
       

   専有部洗浄ホース・ノズル噴射体験    洗浄ホース・ノズルの噴射を体験
       

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排水管洗浄研究協会ニュース10号                 平成29年9月 9日
                                会長 北村敏彦
                               副会長 伊藤隆夫
                               副会長 立川 勉

1、“新たなメンバーの紹介”
  新しくメンバーが加わりました。
  (株)ワープ 代表取締役社長 林田浩様
  住所:練馬区豊玉上2-27-22 八千代ビル3F
  TEL:03-5912-9910   FAX:03-5912-9912
  ホームページ http://www.j-warp.com/
  代表者の方は、46歳、床清掃会社より10数年前に独立、10年前より排水管洗浄を
  手掛けておられます。高圧洗浄車は3台保有し、従業員は、14名で、平均年齢は、
  40代後半から50代と働き盛りです。詳しくは、ホームページをご参照願います。

 2、“マンション管理会社新入社員の方々を対象とした排水管洗浄作業研修会”を
   開催しました。
    2年続けての開催です。昨年と同様排水管洗浄作業について“排水管洗浄の基礎
   知識(洗浄の原理、システム、トラブル事例等)”の講義を行い、高圧洗浄車を
   用いて、参加者全員に高圧水の威力などを実際に体感して頂きました。30名もの
   新人の方々が参加されました。
   講義では、洗浄作業を行っていなかった為に生じた詰り事故例とより良い排水管
   の維持管理を行う為にはお互いの情報交換と情報の共有の大切さを説明する。
    高圧洗浄車を用いての実技では、洗浄ガンからの高圧噴射、洗浄ノズルからの
   高圧水の威力を実際に体感し、模擬配管内での洗浄ノズルの動きも確認して頂き
   ました。受講された感想として、「居住者の方へ排水管洗浄作業について問い
   合わせの折に、得られた知識で説明したい。」「この体感は、普段の業務では
   得られないことで貴重な経験であった。」「実際のノズルの動きは、テキストで
   は得られない実感を得られた。」等々日ごろ目にすることが無く、初体験でした
   ので皆さん熱心に実技を受けられていました。
    色々な部署へ配属されますが、この研修で受けた講義、実技による体感が居住
   者の方への丁寧な説明に繋がり、協力業者との連携がより良い維持管理に繋がる
   ことを望みます。

   座学講習会風景
       

   洗浄ノズルの動きをみる
       

   共用部立て管の洗浄体験         洗浄ガンでの威力を体感
       


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排水管洗浄研究協会ニュース11号                 平成29年12月15日
                                会長 北村敏彦
                               副会長 伊藤隆夫
                               副会長 立川 勉

1、“超高層ディスポーザ付マンションでの洗浄現場検証”を実施
    昨年度に引き続き鋳鉄排水管での第5回目の現場検証を8月に実施しました。
   オーバーラップ洗浄作業の検証で、4個穴φ13回転ノズルを用いての検証と2個穴
   φ20回転ノズルとの洗浄効果比較、さらにより効率の良い洗浄ノズル開発に
   繋がる試験を行う。4個穴回転ノズルも2個穴回転ノズルと同じ条件の基で洗浄を
   行うと1年間の汚れの除去については、大きな差異が無いほどの洗浄効果が
   見られた。

   共用廊下での検証風景
       

   汚れの付着状況             洗浄後の状況
       

 2、第2弾“超高層ディスポーザ付マンションでの洗浄現場検証”を実施
    ライニング立て管(100A DVLP管)での 第2回目の現場検証を11月に実施
   しました。
    8月に鋳鉄管での検証と同様の内容と機材で検証を行い、ライニング管との汚れ
   の除去状態との違いを確認することが出来ました。4個穴回転ノズルも2個穴回転
   ノズルと洗浄効果に大きな差異が見受けられなかった。
     今回、オーバラップ洗浄との差が判別できるように共用部洗浄ホース・ノズル
   を用いての洗浄検証も行いました。
    結果、オーバラップ洗浄作業は、立て管単独洗浄作業と比較して遜色のない
   洗浄効果が得られることを確認できました。 但し、これらの検証は、それぞれ
   適切な洗浄ホース・ノズルを選択し、所定の圧力・水量、洗浄時間等を維持
   しての検証結果です。これらの条件が整わないと洗浄効果は得られません。

   検証風景                洗浄ホース挿入状況
              

   汚れの付着状況             汚れの除去状況
       

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排水管洗浄研究協会ニュース12号                 平成30年 4月15日
                                会長 北村敏彦
                               副会長 伊藤隆夫
                               副会長 立川 勉


“作業標準化”と“質の向上”を目指して、会員の現場作業員の方々を対象に
講習会を実施!

1、“室内作業でのマナー講習”を実施
   参加者は、各社ごとに室内での作業を行い、その振る舞いについて評価を行う。
  また、作業中に居住者からの質問に対しての対応状況に対しても評価を行った。
   参加された現場の方々は、今回初めてこのような講習会を実施したにもかかわら
  ず、皆さん堂々とした態度でそつなくそれぞれの清掃箇所をこなし、質問に対して
  の受け答えも質問者の方を向いて回答を行い、適切な応対であった。
   参加された現場の方々は、他社の作業を見ることが出来て、各社の良いところを
  取り入れ、工夫をされより一層マナーの向上に努力されるものと思います。

   参加者の方々への講習会
   作業内容の説明             各箇所への作業
       

   居住者の方からの質問に対しての
   受け答え                居住者の方への作業の状況説明
       

 2、“衛生配管図面の見方”の講習会を実施
    昨年度に続き建物の衛生配管図面の見方の講習会を実施、参加された方々は、
   図面の種類や設備配管の種類別記号と呼び名、立て管系統図、平面図を見ながら
   建物の中でどのように配管が取回されているか、ポイントとなる柱の位置を基準
   にして排水管配置の説明を受ける。
    洗浄作業を行う上で配管位置の把握は重要で、この排水管状況を思い描きなが
   ら現場作業の方は、作業を行っています。
    協会は、このような講習会を通して会員の皆様の技術の向上を目指しています。

   講習会風景
       

       

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排水管洗浄研究協会ニュース13号                 令和元年12月25日
                                会長 北村敏彦
                               副会長 伊藤隆夫
                               副会長 立川 勉


洗浄ホースの内径による圧力損失の相違と洗浄ノズル先端部の圧力・水量を見て、
その洗浄水の威力について検証


1、洗浄品質を保つために、手元コック部の圧力を適切な数値で維持するためには?
  内径φ6.3、φ9.0、φ12の太さの異なる延長ホースの中を通過する水量による
 ホース内圧力損失を計測し、数値を目で確認する。
 どの内径の延長ホースを用いるべきか?
 3種類のホース毎に同一の洗浄ホース・ノズルを用いることにより、手元コック部の
 圧力の相違を確認して検証。延長ホース内径の太さによるホース内の圧力損失により
 適切な内径のホースの選定を確認する。

 洗浄ノズル先端部での圧力・水量測定を行い、その数値の洗浄水の威力を体感。
 専有部洗浄ホース φ4.6長さ15mを用いて計測。その洗浄ホースを用いて、配管内の
 ダイコンに洗浄水を噴射し、削れ・切断状況を確認する。

   検証風景
   検証内容の説明
       


   圧量・水量計測             洗浄水の威力の確認
       


 2、“超高層ディスポーザ付マンションでの洗浄現場検証”を実施
    ライニング立て管(100A DVLP管)での 第3回目の現場検証をある管理会社の
   方も立ち合い、11月に実施しました。
   専有部洗浄ホースが15mから20mに長くなることにより汚れの落ち具合の違いを
   確認するものです。手元コック部圧力を適切な数値に設定しテスト。
   4個穴回転ノズル、2個穴回転ノズルとも洗浄効果に大きな差異が見受けられなか
   った。
    今回、オーバラップ洗浄との差が判別できるように共用部洗浄ホース・ノズルを
   用いての洗浄検証も行いました。
    但し、これらの検証は、それぞれ適切な洗浄ホース・ノズルを選択し、所定の
   圧力・水量、洗浄時間等を維持しての検証結果です。これらの条件が整わないと
   洗浄効果は得られません。

   検証風景               洗浄ホース挿入状況
       

   汚れの付着状況            汚れを除去状況
       

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排水管洗浄研究協会ニュース14号                 令和4年 4月14日
                                会長 北村敏彦
                               副会長 伊藤隆夫
                               副会長 立川 勉


1、現場作業員の方向け“衛生配管図面の見方”の講習会を3年ぶりに開催しました。
  コロナ禍の元、会場での開催とリモートによる開催を行い、
  会場での参加;4社 8名の方
  リモート参加;4社 合計    8社の方が参加されました。
  講習会は、2部に渡り行われ、第1部では設備図面の読み方、種類、図面内の表記に
  ついて、図面に記載されている記号がどのような配管に使用されているか、
  記載されている記号・数値の意味及び読み方(それが表している事項)についての
  説明が行われ、配管材料とその記号、弁種類、管材料と継手の組合せ、継手一覧の
  説明、実際の図面 2種類を参照しながら詳細に説明。
  機械設備設計図を見ながら説明立て管系統図、平面図を見ながら建物の中で
  どのように配管が取回されているか、ポイントとなる柱の位置を基準にして排水管
  配置の説明を受ける。

  第2部では事故事例に基づき、溢水事故の状況を図面と記載された写真を見ながら
  対処した状況の説明を受ける。記載されている図面より第1部で学んだ関連事項の
  問題が出された。
  協会は、このような講習会を通して会員の皆様の技術の向上を目指しています。

   参加者の方々への講習会
   第1部講習風景             第2部講習風景
       

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